職人醤油スタッフが選ぶ
ラーメンの試作におすすめの醤油セット
「ラーメンの試作におすすめの醤油は?」という質問をいただきます。正直なところ、「これです!」と断言するのがとても難しいです。ベースとなるスープの違いはもちろん、その方の目指す方向性や嗜好性に応じた醤油があると思うからです。
ただ、職人醤油に直接ご相談にお立ち寄りいただいた方とのやりとりの中で、まずここを押さえていただくと、ご自身の求める醤油にたどり着きやすそうだなという感覚はありますので、そんな視点でセレクトしました。
白醤油、淡口醤油、濃口醤油、再仕込醤油、溜醤油から幅広くセレクトしています。特に白醤油と溜醤油とでは全く方向性の異なる醤油なので、まずは広く醤油の全体像を感じていただくのがよろしいと思います。
その上で、「この醤油より、〇〇な醤油がほしい」とリクエストをいただけると、具体的なおすすめがしやすくなります。
白貝や鶏などのスープを活かす
有機JAS認定の白醤油。機械圧搾でなく自然抽出の白醤油は、ほのかな甘みに上品な塩味。素材を引き立てたい料理に推薦している醤油です。有機白醤油 七福醸造(愛知県)
白白醤油で個性を出したいスープに
春と秋の2回仕込み。エキス分と糖分が多くまろやかなのが特徴。塩の代わりに使ったり、他の醤油とブレンドしても◎。伊勢藏 白醤油 伊勢藏(三重県)
淡鶏などスープそのものを活かす
「かける淡口醤油」というコンセプトの醤油。米麹でしょっぱさは抑えつつ、しっかり素材の味わいを活かしてくれるバランスが見事です。淡紫 末廣醤油(兵庫県)
淡キレのある淡口醤油
国産大豆・小麦を使った正統派の淡口。何に使っても失敗しない淡口醤油です。少量で塩味が効いて色もキレイに。だしや素材そのものを活かした上品な料理に仕上がります。龍野本造りうすくちしょうゆ
末廣醤油(兵庫県)
淡塩気も感じさせつつ、うま味もしっかり
自称「食いしん坊」の片上さんが手掛ける個性派。淡口醤油の色と香りのバランスを保ちながら、ぎりぎりまでうま味の強さを追求。見た目は濃いめ。かけ醤油にも使っても。うすくち天然醸造醤油 片上醤油(奈良県)
濃うま味しっかりで塩気はまろやか
木桶仕込の国産有機JAS認証醤油。全量を木桶仕込みにこだわる蔵元は海外にも目を向けて果敢にチャレンジしています。独特な香りが少しあります。木桶仕込み 国産有機醤油
足立醸造(兵庫県)
濃うま味は強く、塩気も味わいも優しい
麹蓋による麹づくりと櫂棒による攪拌作業。福島県にある天栄村の若夫婦が手掛ける木桶による天然醸造醤油は、香りよく優しい味わい。まずは直接ご飯にかけて味わうことをおすすめします。平右衛門 鈴木醤油店(福島県)
再煮干などの強めのスープにも負けない味わい
三年の時間をかけて発酵熟成させた濃厚な再仕込醤油の火入れをしていない生タイプ。のばしてもうま味がしっかり。蔵独特の香りが非常に強い。金笛 再仕込生醤油 笛木醤油(埼玉県)
溜うま味の強さ+とろみはしっかりめ
大豆と塩だけの溜。小麦は一切使っていません。仕込み水が少なく熟成期間が長く濃厚な味わい。うま味を少しプラスしたいときにもおすすめ。鶏のスープでまったり系の方に。尾張のたまり 丸又商店(愛知県)
溜醤油を主役にしたラーメンに
溜の中では一番味噌に近い味わいで、適度な酸味があり蔵独特の香りが非常に強い。うま味が凝縮されていて味も香りもとろみも一番力強い。みのび 山川醸造(岐阜県)
まずお試しをいただいて、
松屋銀座店にもお越しください!
職人醤油のスタッフが常駐していますので、直接コミュニケーションしながらおすすめをご提案させていただきます。全て100mlサイズで100種類の醤油をラインナップしています。
*遠方からお越しの場合など、事前におおよそのお時間をお伝えいただけましたら、確実に対応させていただけるようにいたします。→ お問合せ
職人醤油 松屋銀座店
〒104-8130
東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座店 地下2階
03-3567-1211(大代表)
東京メトロ 銀座線、丸ノ内線、日比谷線「銀座駅」直結
JR「有楽町駅」徒歩8分
生揚醤油の量り売り
火入れをしていない、蔵元で搾ったそのままの生揚げ醤油の取り扱いもあります。特に弓削多醤油(埼玉県)の生揚醤油はラーメンの香りを引き立てるにはうってつけです。ヤマロク醤油(香川県)の鶴醤の生揚醤油もあります。
職人醤油 松屋銀座店
「醤油本」をセットでお送りすることもできます
ご希望の方には追加で醤油をより詳しく解説した「醤油本」を一緒にお届けすることもできます。ありそうでなかった醤油の専門書。醤油の基礎知識と生産者紹介と料理への活用の仕方など、全てが醤油な一冊です。→詳しくはこちら
ご希望の方はご注文ボタン近くにある選択ボックスからお選びください。