刺身を楽しむ醤油10本
刺身にあう醤油は?と質問をいただきますが、マグロには濃厚な醤油で、白身の魚には淡口醤油などのしょっぱい醤油がおすすめ。醤油の個性を知っていただくと、魚を食す場面もよりお楽しみいただけるはずです。
赤身(マグロ)におすすめの濃厚な醤油
マグロなどの赤身や脂がのっている魚には熟成期間が長くて濃厚な醤油がおすすめ。魚のうま味と醤油のうま味のきれいな一体感を感じていただけます。
再再仕込の定番と言えばコレ!
長期熟成の芳香な香りと深いコク。マグロの刺身、わさび醤油にしてお肉に。バニラアイスにかけてみたらし風にも。熟成期間の長い濃厚タイプ。そのままなめても十分においしい。鶴醤
溜濃いだけでなく美しさも感じる溜
原材料は大豆・塩のみでとてもシンプル。愛知県産大豆100%を木桶で三年熟成。濃厚さに加えて奥行きのあるコクを堪能できます。熱烈なファンも多い溜醤油。つれそい
溜濃厚な溜に熱烈なファンも多い
大豆と塩だけの溜。小麦は一切使っていません。仕込み水が少なく熟成期間が長い溜の中で、一番濃厚な味わい。塩味もうま味もバランスが取れています。熱を加える料理にも。尾張のたまり
青魚(ブリやサンマ)のうま味を活かす醤油
青魚もマグロと同じく赤身の魚なので、再仕込や溜などの濃厚な醤油との相性はもちろん良いのですが、特におすすめしたいのは「京丹波六右エ門 黒大豆みそたまり」です。
加黒豆味噌の上澄みと醤油をブレンド
丹波の黒大豆味噌の上澄みを贅沢にブレンド。少し濃いめのうま味のつまった醤油という印象。つけ醤油はもちろん、肉料理に使うと醤油だけでは表現できない味噌のコクが。京丹波六右ェ門
白身やホタテ、甘エビにおすすめのあっさりな醤油
塩やレモンやオリーブオイルをかけて食したいような白身などの刺身には淡口醤油がおすすめ。そのままなめるとしょっぱい醤油ですが、素材そのものの味わいを楽しむことができます。
淡塩分控えめの特製うすくちかけ醤油
かけ醤油としてつかいたい淡口醤油。素材の風味や味わいを引き立てるので、普通の醤油とはちがった味わい体験になるはず。淡口特有のしょっぱさを米麹でまろやかな仕上げに。淡紫
淡かけにも調理にも使える存在感
一夏を越したフレッシュな諸味に自家製の甘酒をブレンドして調熟後に圧搾。大豆、小麦、米は福岡県糸島市産で、塩は沖縄のシママース。開栓したらお湯で割って飲んでみて。生成り、うすくち
甘初めての方にすすめたい甘口醤油
三重県伊賀市の自然の中にありながら店内は平日でも大盛況。「山を越えて奈良県から来てるのよ!」という方も。甘さ控えめなので、甘口初心者にもおすすめです。はさめず
魚ちくわの老舗が挑んだくさくない魚醤
ちくわの老舗が挑んだくさくない魚醤。ちくわの原料となる「えそ」。醤油の老舗イチビキとの共同開発で生み出されたつけてかけて楽しめる新しいタイプの魚醤。えそ魚醤
お刺身全般に使える濃口醤油
万能に使えるオールマイティーな醤油といえば濃口醤油です。開栓して時間が経つと風味も悪くなってしまいます。新鮮なお刺身には新鮮な醤油をぜひ。
濃奥出雲の清涼な湧き水で仕込む
国産の大豆と小麦、天日塩が原料。精密なろ過をして酵母などを取り除いているので常温保存が可能。火入れなしの澄んだ色とすっきりした味わいが特徴。かけ・つけ醤油で。丸大豆生しょうゆ
濃入門編におすすめの万能タイプ
国産大豆使用で入門編としておすすめしたい万能タイプ。舌の上にしょっぱさだけが残らないのがしっかり熟成されている証。かけ醤油から調理まで使い勝手の安心感があります。木桶仕込しょうゆ
刺身と醤油の相性を詳しく