昔のまんまなので多くは造れません
61栄醤油
国産大豆を木桶で仕込んだ天然醸造。栄醤油にとっての当たり前を続けて二百年。ほのかにフルーティーな香りを醸し出す蔵付きの微生物たち。肉にも野菜にも万能に使えます。
原材料 :大豆(国産)(遺伝子組換でない)、小麦(国産)、食塩
江戸時代から培われた技術を進化させ続ける
七代目の深谷益弘さんは「大豆・小麦・塩の原材料全てが国産にこだわって、昔ながらの木桶仕込みをずっと続けた結果、周回遅れで世間から認めてもらえるようになった気がします」と話します。
仕込み量や温度管理の経緯などの数値をパソコンに入力し続け、データに裏打ちされた緻密さと、職人の勘の両方のバランスが栄醤油醸造の醤油を支えているのだと思います。
バランスのとれた濃口
一年半木桶でじっくり熟成された栄醤油は、少ししっかりとした味わいで「旨味・甘味・苦味・塩味・酸味」と香りのバランスが優れているので、料理に醤油らしさを出したい方におすすめです。
醤油といえばこの香り
縁日の屋台の焼きとうもろこしの芳ばしい香り。日本人なら、この香りが嫌いな人はいないのでは!?醤油を焦がすことによっての魅力的な香りをご家庭でも。
茹でたとうもろこしでも、電子レンジにかけたとうもろこしでも、缶詰でもOK。フライパンでとうもろこしを焼いた後に醤油を回しかけ、焦げないようにもう一度炒めると醤油のいい香りが立ち上がります。栄醤油のしっかりとした味わいがコーンの甘みを引き立たせ冷めても◎。
お寿司屋さん風のおいなりさんに
栄醤油で作るおいなりさんはお揚げにつゆが染み込み色合いもしっかりとした、言うなればお寿司屋さん風のおなりさんになります。醤油の香りもしっかりつくので、生姜やミョウガなどシンプルな薬味系の具材を合わせるのがおすすめ。揚げにご飯を詰める作業は簡単なので、運動会のお弁当など子供と一緒に作っても楽しいですよ。
定番和食に安心して使える
バランスの取れた栄醤油は醤油・胡麻・かつお節との相性が良く、肉にも野菜にも使いやすい1本です。家庭料理の定番、肉じゃがやごま和えも栄醤油で。いんげんのごま和えは醤油の香りがしっかりついていると、青臭さもなくなって食べやすくなります。
栄醤油醸造
静岡県掛川市
創業は江戸時代寛政七年。「昔ながらの造りを続けた結果、周回遅れで先頭に追いついたというか、世間から認めてもらえるようになった気がする。」と話す深谷社長。蔵元の詳細