東京唯一の醸造蔵がうま味を追求
09五郎兵衛醤油
三代目が醤油づくりの粋を集めた特別仕様。仕込み塩水を極限まで少なくうま味を凝縮。「昔はお行儀悪いって怒られたけど、あつあつのご飯に醤油をたらすのが好きなんだ」と。
原材料 :大豆、小麦、食塩
東京都あきる野市にある木桶仕込みの蔵元
国産の丸大豆・小麦を使用し杉桶で1年熟成。東京で唯一の醸造蔵がここ近藤醸造。職人醤油の誕生に欠かせない近藤醸造三代目近藤功さんが、代々伝わる醤油造りの粋を集めて造り上げた五郎兵衛醤油は、仕込みに使う塩水の量を極限まで少なくしているのが特徴です。
通常は大豆・小麦の原料に対して120%程度の塩水を加えますが、五郎兵衛醤油は100%以下となっています。通常より水分量を少なくし、撹拌できるギリギリの濃度に。
ドロドロの状態なので撹拌に時間と手間がかかる上に搾って得られる醤油の量も減少してしまいますが、醤油のうま味は凝縮するというわけです。塩辛くなくすっきりキリっとした味わいでなので、かけ醤油としても料理にも何にでも使いやすい濃口です。
醤油を楽しむドレッシング
うま味もしっかりありながらすっきりさらっと使いやすい五郎兵衛醤油はかけ醤油としても万能ですが、ひと手間加えて使うならドレッシングがおすすめです。醤油の味わいを楽しめる和風ドレッシングは、旬の野菜をさらにおいしくしてくれるはず。
火を加える料理ならすっきり香ばしく
醤油に熱が加わってふわっといい香りがするのが嫌いな方はほとんどいないはず。例えば焼きそばは定番のソース味もいいですが、あっさり醤油味もなかなかです。ひき肉を使った焼きそばは、小学校の給食を思い出す懐かしい味に仕上がりました。
ごま油香るたたきキュウリ
きゅうりのポリポリとした食感がやみつきになり、箸がとまらなくなるたたきキュウリ。キュウリをめん棒で叩いて、ごま油・醤油・塩昆布・すりおろしにんにくを混ぜたタレにキュウリを和えて最後にいりごまを加えるだけ。五郎兵衛醤油のすっきりキリっとした味わいは、ごま油・塩昆布・にんにくの全てがしっかり馴染みバランスよく仕上げてくれます。香り良いごま油を使うとさらにリッチな味わいに…お手軽簡単に作れるのでおつまみにもピッタリですよ。
ちょっと変わったこんな使い方も
お客様におすすめの使い方として教えていただいた醤油トースト。実際に作ってみると、ほのかに醤油の香ばしさが加わり、バターとの相乗効果の高さを実感します。そういえば、じゃがバターなどでこの2つの相性の良さは証明されていましたよね。朝食はごはん派の私でも、リピートしたくなるやみつき感です。
近藤醸造
東京都あきる野市
明治41年創業。東京都内で醤油作りをしている唯一の醸造蔵。国産の原料へのこだわりと近藤社長の人柄に多くのファンを抱え、わざわざ買いに訪れる顧客の姿を目にします。蔵元の詳細