農林水産大臣賞の受賞しょうゆ4本
令和5年(2023年)「第50回 全国醤油品評会」の受賞醤油が発表されました。その最高賞である農林水産大臣賞の4本セットです。
こちらの4本セットはギフトボックスの在庫切れため、2023年中はギフト対応を承ることができません。申し訳ございません。
山形屋商店(福島県)
仲間で高めあって、福島プライドを取り戻す
東日本大震災の風評被害に加えて、2021年、2022年と福島県沖地震が発生し、地域全体が大きな被害を受けた。「毎年、大変なことが起こっています」と渡辺和夫さん。「同情ではなくて、信頼で買ってほしい。だから、人の心に訴える確かな品質を追求して、風評の払拭をしたいのです。」
渡辺さんにはバインダーが欠かせない。記録と気づいたことが細かく書き記される。「家訓に『店主自ら造るべし』とあり、私のスタイルでもあります。でも、一人では無理なんです。福島の組合の仲間はライバルでなく同志だと思っています。みなで高みを共に目指したいです」。
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ヤマブン別上こいくち醤油こいくちしょうゆ(混合)
原材料 :脱脂加工大豆(アメリカ製造)、小麦、食塩、アミノ酸液、米発酵調味料、糖類(異性化液糖、砂糖)/アルコール、調味料(アミノ酸等)、ビタミンB1、甘味料(甘草、ステビア)
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山本屋糀店(長野県)
試行錯誤の経験値を大切に、最高の品質を
創業年は不明ながら、帳面の記録から200年以上前から糀の販売をしていたと思われる。「先代の頃は、醤油麹を各家庭に販売をして、自家用醤油の圧搾と火入れのために家々を訪問していました。父は多い時で日に3軒をまわって醤油搾りをしていましたよ」と小宮山利幸さん。
「糀は和食文化の原点と思っています。大切にしたいし、より質の高いものをつくりたい」。醤油づくりも同様に最高を目指したいと、火入れ時間を1度単位で調整をする試行錯誤を繰り返してきた。オリが少なくうま味はしっかり、そして、香りがよくて雑味はない。そんな醤油を目指す。
こみやましょうゆ 源泉こいくちしょうゆ(本醸造)
原材料 :脱脂加工大豆(インド製造、分別生産流通管理済み)、小麦、食塩、糖類(ぶどう糖、砂糖)/アルコール、調味料(アミノ酸等)
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佐藤醸造(愛知県)
「不易流行」本質を受け継ぎ、新たな挑戦を
「シッポウ〜♪シッポウ〜♪…ママの味♪」。30年前のテレビCMのフレーズが今でも口にされる。「地域の方たちのおかげで今があります。10年毎の創業祭、そして、イベントを毎年開催していますが、顔と顔を合わせたコミュニケーションをするたびに実感します」と6代目の佐藤亮治社長。
2021年4月には念願であった直売店「あまの蔵」と高級食パン専門店「海部のくちどけ」をオープン。「本質を受け継ぎながら、新しいことに挑戦をしていきたいと考えています。海外への輸出にも力を入れています」と話す吉田泰規さんは社長の弟。「先代も先々代も兄弟コンビだったんです」。
七宝 国産特級醤油こいくちしょうゆ(本醸造)
原材料 :大豆(国産)、小麦、食塩
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日東醸造(愛知県)
個性的な白醤油をもっと知ってもらいたい
「白醤油は色を付けないために、大豆を極端に少なくして、醸造期間も2〜3か月ほど。火入れもしません。醤油づくりのセオリーからすると、無理をしている部分があると思います。でも、その無理をしたことによるマイナス部分を補うために工夫を重ねています」と蜷川洋一社長。
200年前に愛知県碧南市で生まれた白醤油、この醤油の魅力を知ってもらいたいと情報発信にも力を入れている。「濃口醤油のバランスのよさは素晴らしいです。その意味では白醤油は個性が強い。でも、そんなポジションの醤油があってもいいと思うんですよね。私は好きなんです」と笑う。
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日東の白醤油 竹しろしょうゆ(本醸造)
原材料 :小麦(アメリカ、国産)、食塩、大豆/アルコール、調味料(アミノ酸等)、酸味料
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