卵そのものを楽しむための椎茸出汁
103うすくちたまごかけ
おいしい卵があったらこの醤油を。醤油と出汁の主張を抑えて、卵の味わいを引き立てるために淡口醤油ベースに配合を追求。
原材料 :しょうゆ(大豆・小麦を含む、国内製造)、砂糖、本みりん、食塩、昆布、椎茸
「卵そのもを楽しむ」がテーマ
卵かけごはんの専用醤油といえばだし醤油が多いと思いますが、だしや醤油の主張が強い印象を受けます。そこで、だしや醤油の味わいよりも「卵そのものを楽しむ」をテーマにつくられたのがこのうすくちたまごかけです。
素材を活かすといえば淡口醤油
淡口醤油は見た目が淡くて塩味は強めですが、素材をしっかり活かしてくれるのが特徴です。兵庫県たつの市の末廣醤油は淡口の老舗。末廣卓也社長をはじめ、息子の努さんが取引先の料亭さんにだしの取材を行いだしの研究を経て10種類以上の試作を繰り返してくれました。そしてその中からまずは3タイプの醤油でお客様にアンケート調査を行いました。
▼アンケート結果▼
Ver.2 醤油が主役 36.7%
Ver.4 椎茸が主役 28.6%
Ver.9 3種のだしが主役 34.7%
納得のいくまでとことん調整を繰り返しました
当初はVer.4の椎茸だしバージョンが比較的不人気になるのでは?と心配していましたが、意外や意外、これがいい!と熱のこもった回答を多くいただきました。末廣醤油さんとも相談をし、Ver.2とVer4の路線に微調整を加えて完成品を目指すべく、さらなる試作づくりへ。努さんが、納得のいくまで、とことん微調整を繰り返してくれて、なんと試作の数はNo.19に達しました!
椎茸だしがポイント!
お客様の意見も参考にしながら、卵そのものを楽しむために試行錯誤してついに完成した1本。
卵かけごはん用の醤油はたくさんありますが、椎茸だしというのはほかにあまりないような気がしています。天然だしからできる限り椎茸エキスを抽出するため、煮出す工夫も。ただ、正直に言うと椎茸だしというのが好みがわかれるところでもあるんですよね。「椎茸は絶対ダメ!苦手!」という方がいるのも事実ですが、「少し高級な卵を買ったから醤油にもこだわりたくて」という方にはいちばんにおすすめしたい醤油です。
末廣醤油
兵庫県龍野市
明治12年創業。淡口の主産地、兵庫県龍野市には古い町並みが残っています。「醤油づくりは農業に近い。時間をかけても安全でより質のいいものを目指したい。」蔵元の詳細