平成30年 農林水産大臣賞 受賞しょうゆ
平成30年10月1日の醤油の日に、「第46回 全国醤油品評会」の受賞醤油が発表されました。その最高賞である農林水産大臣賞の4本セットです。(濃口醤油 3本(本醸造 2本/混合 1本)と白醤油 1本)
伝統と新技術を大切に白醤油に徹する
ヤマシン醸造(愛知県碧南市)
白醤油は琥珀色の澄みきった色が命。色が付きやすい木桶仕込みは敬遠されやすいものですが、創業200年超の老舗は80本の桶を大切にしています。愛知県の白醤油メーカーとしては初の農林水産大臣賞の受賞です。
ヤマシン白醤油
醤油の色をつけずに素材を活かす醤油で料理に使いやすい。お吸い物や炊き込みご飯、オリーブオイルとの相性もよいのでパスタにも。
しろしょうゆ(本醸造)
原材料 : 小麦、食塩、大豆、脱脂加工大豆/アルコール、ビタミンB1
商品詳細
数値で管理をして五感で醸す
マルヰ醤油(長野県中野市)
木桶が並ぶ蔵の中は、真っ白な壁と天井が印象的。諸味の管理は攪棒を使い、飛び散った諸味はその度に拭きあげています。細かく数値分析の記録を残しながら五感で醸すことを大切にしている蔵元です。
本醸造醤油
七尺の桶仕込み醤油を水あめやアミノ酸で調味したバランス重視の醤油。しょっぱい醤油が苦手な方におすすめ。
こいくちしょうゆ(本醸造)
原材料 : 脱脂加工大豆(遺伝子組替えでない)、小麦、食塩、水あめ/アルコール、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、甘味料(甘草)
商品詳細
地域につながり山形の味を家族で支える
庄司久仁蔵商店(山形県山形市)
家族経営で業務用も家庭用も配達を続けています。庄司秀雄さんは醤油づくり65年で、今でも現役で火入れ工程を担当しています。温度の上げ下げや、どの程度寝かせるかなど、庄司さんならではの経験が味を支えています。
マルヤマ 鳥海印
家族経営で地域の味を支える存在。甘さ控えめで普通の醤油感覚で使えます。山形の芋煮にも使われる穏やかな甘み。
こいくちしょうゆ(混合)
原材料 : アミノ酸液(国内製造)、食塩、脱脂加工大豆、小麦、砂糖/アルコール、調味料(アミノ酸等)、ビタミンB1、酸味料、カラメル色素
商品詳細
指摘と改善の積み重ねで今がある
下津醤油(三重県津市)
「平成10年に家業に戻ってきて、現場の汚さに唖然としました。取引先の監査でもボロクソに言われて…」と話すのは下津家16代目の下津浩嗣さん。ただ、その時から始めたISO取得などの取り組みが実を結んでいます。
利兵衛
下津醤油が昔からつくり続ける伝統の味。ブドウ糖を加えてしょっぱさを控えめに。料理に使いやすい長年変わらない味。
こいくちしょうゆ(本醸造)
原材料 : 脱脂加工大豆、小麦、食塩、果糖ぶどう糖液糖、アルコール、調味料(アミノ酸等)
商品詳細