そら豆醤油
原料はそら豆と食塩のみ。うま味もしっかりで、普通の醤油と比べても遜色ありません。アレルギーでお困りの方はぜひ!
原材料 :そらまめ(オーストラリア産)、食塩
容 量 :200ml
大豆と小麦を使っていない醤油
「大豆と小麦の入っていない醤油ありますか?」とお客様から質問をいただくことがあります。お話をうかがうとアレルギーで醤油が使えないとのこと。そのような方におすすめできるのが「そら豆醤油」です。小麦アレルギーの方には、大豆と塩だけでつくられる溜醤油を提案することができますが、大豆も不使用となると選択肢が限られます。
そら豆醤油ってどんな味?
このそら豆醤油は、ほとんどというか、そのまま醤油。後味にそら豆っぽさを感じますが、何もいわれなければ普通の醤油と区別できない方も多いと思います。
そら豆醤油と普通の醤油を比べてみました
醤油を使う場面の定番として、豆腐と納豆で試してみましたが、普通の醤油同様においしくいただけました。何も言われなければほとんどの方は気づかないと思います。そら豆醤油のほうが醤油っぽさが控えめであっさりしている感じと、若干の後味の違いはありますが、同時に比較しないと分からないくらいです。
いつもの料理に使ってみました
料理に使うとどうだろうと、しょうが焼きとお吸い物を作ってみました。家族になにも言わずにいつも通り食卓に並べて様子をうかがうと…私の予想通り、誰も気づきませんでした!
実はそら豆醤油で作ったものだと告白すると、驚きつつ、「そう言われてもいつもとの違いがわからない…」とつぶやいていました。
みんなで同じものが食べたいよね
アレルギー持ちのお子さんがいる家庭だと、どうしてもその子だけ特別メニューになりがちです。例えばビーフンにそら豆醤油で味付けすれば、小麦や大豆のアレルギーがあっても安心。少しの工夫で、みんなで同じものを食べる楽しみが作れます。
醸造用イーストは使われていますか?
そら豆醤油の製造元である高橋商店の高橋社長が発酵食品研究所に赴き、相談をしてきてくれました。そら豆醤油には醤油用の酵母を添加しています。イースト菌=酵母ですが、一般的にはパン用の酵母がイースト菌とよばれるようです。
そして、酵母菌を細かくみていくと、
・パン用の酵母
・酒用の酵母(サッカロミセス属)
・醤油用の酵母(ジゴサッカロミセス族)*高塩分に耐えられる酵母
など、特性によって分類されております。醸造用イーストに反応されるとの事ですが、醤油用酵母、パン用酵母、酒用酵母、または醸造用酵母全般に反応されるのかの確認をいただくのがよろしいようです。