SABA缶 木桶仕込み醤油&酢
「みんなの食プロジェクト」さんが手掛けている木桶仕込みの醤油と酢を使ったSABA缶です。小売のバイヤーが起点となり、日本の消えかけている伝統や生産者をしっかり伝えていける商品をつくるという取り組みで、その第1弾のテーマが「木桶」です。
・寒鯖 高木商店が厳選した脂がのった寒鯖
・醤油 弓削多醤油(埼玉県)木桶仕込み有機醤油
・酢 庄分酢(福岡県)静置発酵 木桶仕込み酢
我が家の缶詰事情
我が家に常備している缶詰といえば、トマト・ツナ・コーン・豆。いたって普通ですし、なんなら少ない方だと思います。
近年、そのままおつまみやおかずにもなるさまざまな缶詰があるということは知っていましたが、本当に美味しいのかな、そんな楽しちゃっていいのかなという気持ちから取り入れられずにいました。
鯖缶の流行
いつからかブームとなり、今や定番化してきている鯖缶。鯖缶を使ったアレンジレシピやダイエットレシピが特集されることも多く、栄養たっぷりで時短になると聞いて我が家の食卓にも取り入れてみようと手を出したのは2年ほど前です。もともと鯖は大好きなのですが、実は私はそれまで鯖缶を食べたことがなかったのです。
おいしい鯖缶探し
それからさまざまな鯖缶を試しました。水煮だとそのままではちょっと生臭いものや物足りないものもありました。カレーやレモンバジルなどの変わり種はおしゃれでたまにはいいけれど、日常使いにはならないような…。いいお値段のするものはしっかり立派な鯖で満足でしたが、我が家には高級品すぎました。
私が求めているのは安心して食べられる、おいしくて、特別感がありすぎない鯖缶だと気がつきました。
SABA缶のいいところ
そしてついに出会ったこのSABA缶。缶を開けて箸を入れると、なかなか鯖が持ち上がりません。大きいのです。調味料には木桶醤油と木桶酢。職人醤油でもおなじみの弓削多醤油が使われています。うま味とキレのある味わいながら、濃すぎずまろやかな甘みがあって、たれまで残さず食べたくなります。
このSABA缶と白いご飯にお漬物だけでじゅうぶんと思える満足感。缶詰にはひと手間加えないとおいしく味わえないという概念を覆してくれました。
ひと手間加えればもっと楽しめる
醤油ベースのうま味とキレのある味わいなので、もちろんアレンジもしやすいです。夏は冷たい麺に。SABA缶の汁とめんつゆを合わせてかけるだけ。大根おろしと大葉のトッピングで想像よりさっぱりといただけます。
冬は野菜たっぷりのスープに。すりおろししょうがをたっぷりと加えるのがポイントです。鯖と木桶調味料のうまみたっぷりなので、だしなしでOK。
我が家の一番人気はこちら。SABA缶とキャベツのマリネです。SABA缶の汁ごと使うので、味付けに必要なのはレモン汁のみ。手軽でおいしいなんて、最高!たっぷり作らないとすぐになくなっちゃいます。
SABA缶は今では我が家になくてはならない存在となりました。